近畿大学と言えば今や近大マグロが有名です。
しかし、実はそれだけでない
今、大学受験志望率ナンバーワンだそうです。
そんな近畿大学の取材を
日経ビジネス「企業研究」というページで担当させていただきました。
近畿大学の学長塩崎均氏は以前は近畿医科大学の医学部長。
医学部教授が学長さんになられたそうです。
私個人的には、父親が近大卒業ということもあり
かなり興味深く大学にお邪魔しました。
キャンパスに入って驚いたのは、
近大のイメージポスターがあらゆるところに
掲げてありそれがとても刺激的であったこと。
どこの代理店さんの制作?と思ったら
ほとんど全てが内部制作だとか!
その完成度の高さに改めて驚かされました。
そして訪れた 和歌山串本の近大マグロ養殖所。
本州最南端の島ということでしたが、
たしかにかなり遠かった(笑)
直径30mのいけすの中にいるマグロが水揚げされる度に
その大きさにも圧倒。
ただ日にそう何本も揚げられるわけではないので、
シャッターチャンスには四苦八苦です。
水揚げされたものの行く末はってことで
撮影終了後即座にとんぼ帰りで大阪のグランフロント大阪に。
もちろん第一号店は大阪梅田ですが
ただいま、東京銀座店でもなかなか入れないと言われているレストラン。
この日も開店と同時に満席で、すぐさま待ち時間1時間の長蛇の列。
超人気店です。
もちろん近大マグロ卒業証書つきのマグロも撮らせていただきました。
お話しを伺ったところ、
こうやって市場に出るまでには、
それはそれは様々なご苦労もあったようです。
一番印象に残ったお話しは、
最初の頃 養殖で無事大きく育ったマグロを水揚げし
お腹を開いてみたらなんと赤身どころか
真っ白だったそうです。
脂が乗って美味しいよね。。。なんてよく言うけど
脂だけ。。。というよりまるで「ラード」のようだったとか。
間髪入れずに、うちのアシスタントがカメラマンの腹をガン見しながら
「要するにマグロのメタボ!?」だったってことですか?。。。と。
担当者さん苦笑いしながら、「はい。とにかくそれから苦労の連続でした。。。」
美味しい中トロを頬張りながら
カメラマンは「いや僕は霜降りだから。。。」と心の中でつぶやいてみました。
2014/08/10