日の丸を背負った柔道家「野村 忠宏 氏」

「オリンピック3連覇の柔道家 引退を表明」
夕方のニュースに飛び込んできた。

つい2ヶ月前にお逢いしたばかり。

致知出版発刊「致知」(8月号)でのインタビュー取材の折り
撮影を担当させていただいた。

アトランタ、シドニー、アテネの5輪で

オリンピック3連覇という歴史的偉業を達成した真の柔道家。

 

とてつもなく気さくな方でとてつもなく優しい方だった。

記者からの質問もひとつひとつ丁寧に言葉を選びながら

いろいろな話しをしていただいた。

柔道家の血筋を持ちながらも

幼少時代は女子中学生にも負けたことがあったというくら

いいわば弱虫の柔道家だったと笑っておられた。

そんな、劣等生的少年が「ナニクソ 負けてたまるか!」という反骨精神で

強くなり続けてこられたのだ。

 

「未来の自分に期待をする」




「現在の自分ではなく、真剣に努力を続けた未来の自分に期待しよう」

これが野村氏の勝負に対する原点だったという

 

「日の丸」を背負い 戦い 続けた
野村 忠宏 という最強の柔道家
現役生活最後となる試合が8月29日に行われるらしい。
僕は、これは引退試合だとはあくまで思わない。
新たな幕開けの試合になるに違いない。
これまで以上の柔道界でのご活躍を大いなる夢と一緒に
心から期待します。

 

2015/08/24