韓流スター顔負けの男前である。
そうだなぁ・・僕と同等レベルくらい!?って想像して貰えると理解してもらいやすいかもしれない...
はい…先生…僕は今嘘をつきました…m(_ _)m
日経ビジネス2012.6.11号「旗手たちのアリア」登場されたのは メディアファーム社長の裵英洙氏である。
このページの撮影を担当させていただくときは、自然とテンションも上がる。
日経ビジネスの中でも、ビジュアル的にかなり力を入れているところでもあり、
ご依頼をいただくときは、前もってロケハンや打ち合わせなどをさせて貰っている。
今回も、まずはご挨拶かたがた裵氏のオフィスに伺ってお話させていただいた。
最初にお会いした時、正直とても少年ぽさを残していらっしゃるような印象を持った。
もともとお医者さんであるのに、ちょっと失礼かもしれないけど(笑)
とても純真さをお持ちのような感じがしたのである。
けれど仕事の話しとなるととにかく熱い・・・(あっ、これは僕もだ!!笑)
厚木の撮影現場に到着すると
「ちょっと緊張してしまいますねぇ」と言いながらちょっとあどけない笑顔で迎えてくれた。
最初に撮ったカットはこちらのカット
「病院を治療する男」
タイトル的にはやはり病院というステージの上でどのような困難なことでもやりぬくんだぞという
強い意思を表現したくてこういうカットになったのである。
これだけでも十分いけてる!!先生!と騒いでいたけれど(笑)
折角だからもう1カットくらいトライしてみましょうよ♪
僕の進言にも、快諾してくれてレントゲン室でのもう一枚が産まれたのである。
もしかしたら、このカットで気を良くして裵先生ノリノリになっていててくれたのかも(^_^;)
この2パターンならどれでもOKって既に自信を持っていたんだけど、
わずかながらの表情の違いに逆に選択するのを迷ってしまった。
実は、今回は陰のアドバイザー(笑)に直感でいいからと選んでもらったりもしたのである。
それが、上の2点。僕は今回このカットだけを納品させてもらった。
結局レントゲン室内の写真にはなったのだが、
僕としてはかなり上機嫌になれた写真を今回撮らせて貰えたと喜んでいるのです♪
実は、今回の裵先生の撮影時には裏話がある。
FBにはウォールでの文章のみの投稿になっていたが、
裵先生からの画像公開のお許しをいただいたのでここに再掲させていただきたく思います。
さて、今日はあるコンサル会社の若手の社長さん。
撮影前に一度打ち合わせをさせていただいて今日が本番であったのです。
現場につき、一足先にその社長さんとあそこやここやとロケハンをさせていただき、
まずここから行きましょうとセットを組み始めました。
すると、彼がライトを立ててる僕に近づいてきてとてもすまなそうに口を開くのです。
「菅野さん 本当に申し訳ないのだけど出来ればで良いのだけど。。。」
本当に済まなそうなんだ。
「はい。なんでしょう?(^_^)」
僕としては、できる限り被写体になってくれる人のご要望にはお応えしたいじゃない♪
「本当に申し訳ないのだけど、出来るだけ顔が大きく写るように撮っていただけませんか?」
「ん?」えっ、なんか結構シャイな方だと思ってたけど実はナルシストだったりした?
僕みたいに??。。。え?(笑)
ニッカリ笑って、「はいはい♪判りました。その気持ちよーく判ります!(笑)
大きくカッコ良くとりますって♪」。。。同類♪同類♪
「いや。。。実は、おふくろここ最近とても目が悪くなってしまって。。。」
「うん?」「おふくろ?。。。お母さん??」
「ええ。昨日、お袋に今日の撮影のこと話したらそりゃぁとても喜んで
いつ出るの?いつ出るの?って聞いてくるんですよ(^^;)」
「ただ、もうかなり目が弱ってしまってるんで、
小さい顔だと僕だかどうだか判らないと可愛そうだなって思って。。。」
なんか泣けてくると思いませんか?
自分紹介のための撮影だというのに、お母さんのために、お母さんを喜ばしたい一心で、
たかがこんなカメラマンごときに頭を下げてお願いしてる彼の気持ちが温かくて。
今日の撮影は、そりゃぁもうテンション上がりましたよ。最高に!!
正直言って、どんなカットがお母さんが一番喜んでくれるかなぁって
そればっかり考えながらシャッター切ってました。
ストロボ4灯使っちゃったもん(笑)
今日の撮影はめちゃめちゃカッコええっすよ〜〜〜♪
絶対お母さん喜ばしてあげます!!(笑)
お母さん喜んでくれたかな?(^_^)
裵先生!!お母さんの分も含めて今度プリントアウトした写真持っていきますからね♪
ありがとうございました。
2012/06/21